Golden Hearts Publicationsから打楽器奏者・作曲家の會田瑞樹氏の作品「ヴィブラフォンのための即興曲」が発売開始

吹奏楽・管打楽器の情報サイト「Wind Band Press」の運営などを行うONSA(所在:広島県広島市、代表:梅本周平)は、楽譜出版事業「Golden Hearts Publications」において、打楽器奏者・作曲家の會田瑞樹氏と契約し、同氏の作品「ヴィブラフォンのための即興曲」の日本および海外への販売を開始いたしました。

■第1弾展開作品「ヴィブラフォンのための即興曲」について
2018年に作曲家の薮田翔一氏より會田氏の30歳を祝して《Aita 愛多》というスネアドラムソロ曲を献呈された。本作品はその返礼として、2019年8月17日、薮田翔一氏の36回目の誕生日当日、移動中だったのぞみ343号車内にて1時間程度で作曲した"即興曲"である。

■會田瑞樹氏について
1988年宮城県仙台市生まれ。幼少よりヴァイオリンを照井勢子氏に師事。
12歳で打楽器を志し、佐々木祥、星律子、有賀誠門、藤本隆文の各氏に師事し基礎を学ぶ。

宮城県仙台第二高等学校を経て武蔵野音楽大学において吉原すみれ、神谷百子の両氏に師事。2014年武蔵野音楽大学大学院修士課程修了。

2010年日本現代音楽協会主催第9回現代音楽演奏コンクール”競楽Ⅸ”において大会最年少ファイナリストとしてデビュー、第二位を受賞。 「憑依型の演奏(西耕一氏)」と評されるなど話題を集めた。

2011年6月にはサントリーホール主催レインボウ21「打楽器音楽、その創造と継承」公演において総合プロデューサーと演奏者の二役を担い、行動する演奏家としての姿勢を示した。その後、會田のそれらの姿勢を見守ってきた打楽器奏者・高橋美智子氏より、長年女史が使い続けてきたDeagan 社ヴィブラフォンを譲り受ける。それをきっかけにヴィブラフォンの魅力の更なる開拓を求めて 2012 年ヴィブラフォンソロリサイタルを初開催。

以降、打楽器・ヴィブラフォンのための新たな魅力の追求を活動のテーマとして、 これまでに湯浅譲二、間宮芳生、末吉保雄、水野修孝といった巨匠世代から、権代敦彦、山内雅弘、国枝春恵、木下正道ら中堅世代、薮田翔一、白藤淳一、坂田直樹、佐原詩音をはじめとする若手世代と幅広く協働して次々と自らのリサイタルで新作初演を行い、その数は現在200作品を超える。

加えて、演奏家としての独自の目線からの作曲活動も近年活発に行い、2019年には日本作曲家協議会主催:第十回JFC作曲賞に入選を果たすなど、その活躍の幅を広げている。