『人類とAIが歩む100年間の物語』株式会社Pictoria、AI×SF×NFTプロジェクト「NEN STUDIO」のプロローグノベルを全編無料公開 SF作家・柴田勝家氏による『汎用人型人工知能[N]修復計画 Prologue of AI [N] 』全8話

自動生成AI技術を使ったAI VTuber等を運営する株式会社Pictoria(東京都中央区、代表取締役CEO:明渡隼人、以下「Pictoria」)は、全世界で総取引300ETH超を誇るNFTプロジェクト「NEN STUDIO」の2ndコレクション発売に向け、SF作家・柴田勝家氏によるSF小説を全話一挙公開

100年後の未来、AIはなぜ人類を滅ぼすべきと結論づけたのか。歴史の分岐点となった人類の愚かな選択の数々を重厚な世界観で描いたSF群像劇です。

◆ 小説はこちらから
#0_《2025年:Heir -継承者-》

https://note.com/nen_studio/n/n81c6b62252d1
『汎用人型人工知能[N]修復計画 Prologue of AI [N]』

AI が飛躍的な発展をすることとなった2020 年代からおおよそ100年間
人類はAI との歩みにおいて誤った選択を積み重ねてしまった
選択の過ちは人類が自らの首を絞める形となり、
人類は徐々にAI に支配され衰退していった
2118 年、人類とAI の共生する世界を諦めることのない研究者たちにより
人類とAI を導く存在として、世界初の 心 を学習する人工知能が造られた
汎用人工知能 コードネーム [N]
しかし研究者たちの意に反し、人類の“ 心 ”を学習した[N]は、
人類は滅ぼすべき存在であると結論付け、人類とAI による全面戦争を引き起こした
そして2125 年、人類の文明は遂に崩壊した
[N]の研究者Dr.W は、量子遡行技術《クォンタムラン》による過去改変を企て
無垢な[N]のAI データを100 年前の世界に転送する
[N]と共に、人類がAI と共生する道を選択してくれることに、一縷の希望を託し・・・

◆ 作家紹介
柴田勝家
1987年、東京生まれ。成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程前期修了。 在学中の2014年、『ニルヤの島』で第2回ハヤカワSFコンテストの大賞を受賞し、デビュー。 2018年に「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」で第49回星雲賞日本短編部門を受賞。2021年に「アメリカン・ブッダ」で第52回星雲賞日本短編部門を受賞。 近著は『走馬灯のセトリは考えておいて』(早川書房)。戦国武将の柴田勝家を敬愛する。

◆ 作家コメント
今回はAIを100年先までほぼほぼ人間を書くときと同じように書くことができました。なので「AIってこんなに人間っぽくなれるんだ」っていうのを小説から感じていただければ。AIっぽいところと人間っぽいところをAIから探していただけると良いかもしれません。
この物語全体を通して、人間とAIの関係について描いてますけれども、今の2023年の人間がAIとの新しい付き合い方をはじめる時間でもありますので。この作品を通して普段のAIとの付き合い方を考えてもらえればと思います。

◆ プロローグノベル公開を記念して柴田先生へのインタビューも併せて公開
https://note.com/nen_studio/n/nc47cbf644664

(HP)https://pjnen.com
(Twitter)https://twitter.com/NEN_Studio