3DCGソフト「MAXON Cinema4D」で制作されたフルCGアニメ! 配信・発信・表現に関わる全ての人へ贈るインディーズアニメ『HUEMAN』ヒューマン 本編映像がYoutubeで公開!
アニメCGは、業界としては珍しいMAXON Cinema4Dを主軸に制作されました。監督を務める黒鷹氏がSNSでコンタクトとり、多数のクリエイター・企業を巻き込んで集結した制作陣が手掛けた作品です。12月10日にYoutubeで本編が無料公開されます。
“HUEMANは自主制作アニメの中でも、珍しい形で完成を迎えた作品です。”
「こんな世界を作ってみたい」「こんな作品を作ってみたい」。
クリエイターであれば誰しもそんなことを考えたことがあるのではないのでしょうか。
監督を務める黒鷹氏は、大学生の頃から『HUEMAN』を彩る世界の構想を描いていたといいます。
キャラクターCGも兼任する黒鷹氏の本業はプロジェクションマッピング。
CGアニメーションとはほぼ関わりのない業種です。
黒鷹氏は仕事のスキマ時間を見つけてはキャラクターモデリングを練習する日々を送ります。
- 【きっかけは「やりたいけどできない」の需要に応えたこと】
一クリエイターが制作するインディーアニメーションにこれだけの制作陣が揃ったのは、クリエイターや声優にくすぶる「やりたいけどできない」の需要に応えられたことだと黒鷹氏は考えます。
アニメーション業界においても、アニメーション未経験者が関わることは決して多くはありません。自分が描きたいもの、作りたいものがあったとしても、その一歩を踏み出す人はさらに少なくなります。
「作りたい」。たくさんの人間の抱えたその欲が爆発して生み出されたのが『HUEMAN』という作品です。
完成が近づくに連れ、黒鷹氏以外のクリエイターからも自主的な提案が増えていきます。
- 【SNSを通じた作品作り。現場はフルリモート】
『HUEMAN』には物理的な制作スタジオが存在していません。SNSで有志を募り、制作はDiscordを連絡基盤に個々で行われ、打ち合わせはGoogle MeetやZoomで行われました。
こうした制作手法も今の時代ならではと言えるのではないでしょうか。
『HUEMAN』は12月10日にYoutubeにて本編が無料公開されます。
絵を描くことが好きな少年・ソウマ。画家の名家に生まれた彼は、親の七光りと言われ、有名画家の姉に比較され、葛藤を繰り返します。でも、絵を描くことだけはやめません。「描きたい」。その一心が物語を動かします。
ソウマのような10代でぶつかる葛藤――「自分には絵しかない」という若さゆえの執念、「自己肯定感の欠落や挫折」という危うさ、それらのエネルギーには凄まじい熱量があります。その源となる夢を描く大切さ、夢を描き続ける大切さを表現している作品です。
折り合いを付けながら、間隔を置きながらでも、やりたいことを諦めずに行動し続けてきた人たちを肯定し、ありのまま続けてほしい。そんな願いが込めた『HUEMAN』をぜひご覧ください。
監督・脚本:黒鷹(PLANEON 上平康太)
脚本協力:ばらっげ/ground 音楽:ばらっげ/ポピー
音効・MA:ばらっげ
背景・メカニックCG協力:mtk/毛天画報 映像協力:亞護マイケル/Hanamori Hiro
アニメーター協力:レイにー コピーライター:河村圭佑
劇中画&ARTデザイン&メインビジュアル:才賀/∵餮∴/UmitukiKujira
ソウマ:稲垣伽弦/青髪の女性:二口満利奈/白い少女:森結貴/トゥルーチ:眞對友樹也/紫の少女:はるかひとみ/額縁の怪物ボツ:権藤宏昂
平田伸幸/赤星優希/伊坂悠/髙橋颯/清水秀/藤田勇気/松川あおい/髙橋颯/林まどか/松岡隆徳/清水秀(順不同)
協力:合同会社ASlinkProject/株式会社アドヴァンスプロモーション/アコルト/ VOICE プロ アルカンシェル/株式会社ゆーりんプロ(順不同)