魔法のランプがあったなら【ちょいブラ・ジョーク】青年に願いを2つ叶えてあげようと言った。日本へ行きたいな。俺を日本人にしてくれよ
アジアのある貧しい村のはずれ。一人の青年が歩いていると、道の端に奇妙な形をした古いランプが落ちているのを見つけた。それは、なんと魔法のランプであった。煙と共にランプから現れた魔人は言った。
願いを2つ叶えてあげよう。
喜んだ青年は、まずこう言った。
「そうだな。俺はこんな村を出て日本へ行きたいな。俺を日本人にしてくれよ」
「おやすい御用」
気がつくと、彼の姿はすっかり日本人になっていた。手には日本人としてパスポートが握られていた。
「では、次の願い事は何かな?」
しばらく彼は考えていたが、やがてこう言った。