京都を舞台に贈る、人形たちの最期に寄り添う儚くもあたたかい物語。ことのは文庫『京都「無幻堂」でお別れを 大切な人形の魂を送る処』PV&特設サイト公開 著者書き下ろしSSなどここでしか見られないコンテンツを公開中!
マイクロマガジン社(東京都中央区)は、ことのは文庫『京都「無幻堂」でお別れを 大切な人形の魂を送る処』のPVと特設サイトを公開いたしました。
【特設サイトも公開!】
キャラクター紹介や一足先にゲラを読んでいただいた方々からのレビュー、
さらに著者書き下ろしSSも公開中!
https://kotonohabunko.jp/special/mugendo/
『京都「無幻堂」でお別れを 大切な人形の魂を送る処』
著:望月くらげ/イラスト:チェリ子
ISBN:9784867165195
価格:792円(本体720円+税10%)
発売日:2024年1月19日
https://kotonohabunko.jp/detail/mugendo/
人々の感情が色で見える特異な体質のせいで人生に嫌気が差していた明日菜(あすな)は、ある日理不尽なリストラに遭ってしまう。途方に暮れ、行きついた先で目にしたのは、「従業員急募」という張り紙。そこは、店主の柘植(つげ)と言葉を話す猫・詩(うた)が営む、魂が宿った人形の最期を見届ける「無幻堂」というお店。ひょんなことから「無幻堂」で働くことになった明日菜は、人形たちの感情を読み取り、怒りや悲しみを汲み取っていく。行き場を失った人形たちの最期に寄り添う、儚くもあたたかいハートフル・ドール・ストーリー。
「京都「無幻堂」でお別れを 大切な人形の魂を送る処」は、2024年1月にマイクロマガジン社から出版された、望月くらげによる小説です。
主人公は、人々の感情が色で見える特異な体質で人生に嫌気が指していた明日菜(あすな)です。ある日、リストラに遭い途方に暮れ、行きついた先で目にしたのは、「従業員急募」という張り紙。そこは、店主の柘植(つげ)と言葉を話す猫・詩(うた)が営む、魂が宿った人形の最期を見届ける「無幻堂」というお店でした。
明日菜は、人形たちの感情を読み取る能力を生かして、無幻堂で働き始めます。人形たちに寄り添い、彼らの最期を丁寧に見送るうちに、明日菜は次第に人形たちと心を通わせていくようになります。
物語は、明日菜が人形たちと出会い、成長していく姿を描いた、優しくも切ない物語です。また、魂が宿った人形という設定を通して、大切なものを失うことや、死の意味など、人生の普遍的なテーマを問いかけてくれる作品でもあります。
以下に、本書の特徴をまとめます。
- 人形たちの感情を読み取る能力を持つ主人公の視点で描かれる、ユニークな物語
- 人形たちと心を通わせていく主人公の成長物語
- 大切なものを失うことや、死の意味など、人生の普遍的なテーマを問いかける
人形や、死、人生など、さまざまなテーマに興味がある方におすすめの小説です。