静岡デスティネーション・キャンペーン記念 美術館で旅する伊豆半島と、美しき風景
火山が生んだ大地を大小の河川や海が長い時をかけて刻み、複雑で美しい地形を作り上げた伊豆半島。変化に富む地形は、人々の多様な営みを生み、地域ごとに特色ある歴史を紡ぎだしてきました。
仏教館特別展「伊豆半島仏像めぐり」では、伊豆に存在する7つの市と6つの町からそれぞれ1点ずつ仏像を選び、展示いたします。時代は平安時代から江戸時代まで、大きさも選ばれた基準もさまざまですが、それぞれ各地の人々の信仰を集め、護り伝えられてきた貴重な文化財です。13市町代表の仏像から、それぞれの土地の魅力を感じとっていただければ幸いです。
また近代館では「画家たちの旅」と題した企画展を同時開催いたします。画家たちは旅をして、まだ見ぬ風景や人々と出会い、新しい絵画を生み出してきました。本展では梅原龍三郎、牛島憲之からルノワールやシスレーなど印象派の画家たちまで、旅からインスピレーションを得た絵画の数々をご紹介します。
今回開催する2つの展覧会は、2019年4月~6月にかけて行われる静岡デスティネーション・キャンペーン*を記念して、伊豆半島各地のかくれた魅力と文化を発信、ご紹介する内容です。
―展覧会概要
1)展覧会名 【仏教館】 特別展「伊豆半島仏像めぐり-伊豆13市町の仏たち-」
【近代館】 企画展「画家たちの旅-梅原龍三郎、牛島憲之、ルノワールが見た風景-」
2)会期 2019年4月6日(土)~6月30日(日) 86日間
3)開館時間 9:00–17:00(最終入館は16:30まで)
4)会場 上原美術館 仏教館・近代館
〒413-0715 静岡県下田市宇土金341
5)料金 一般1,000円/学生500円/高校生以下無料
※団体10名以上10%割引
※障がい者手帳をお持ちの方は半額になります
6)関連イベント 〇学芸員によるギャラリートーク(作品解説)
両館の展覧会をそれぞれ学芸員がご案内します。
日時:会期中の毎月第3土曜日 11:00~/14:00~
(仏教館・近代館約30分ずつ)
会場:上原美術館 ※要入館券 当日、仏教館にお集まりください。
○学芸員によるレクチャー(ミニ講座)
開催中の特別展『伊豆半島仏像めぐり』の展覧会担当者が映像を交えながら、展覧会の見どころをお話します。
演題:伊豆半島仏像めぐり
講師:田島整(仏教館本展担当者・主任学芸員)
日時:4/22(月)、5/26(日)、6/2(日)13:30~15:30(開場13:00~)
※各回とも講座内容は同じになります
会場:上原美術館【近代館】会議室 ※要入館券
定員:各回とも30名。要予約。先着順。
参加方法:①お名前 ②ご住所 ③お電話番号 ④参加人数(2名様まで) ⑤希望参加日を明記の上、郵便はがき、もしくはEメール(info@uehara-museum.or.jp)にてお申込みください。
7)出版物 仏教館特別展「伊豆半島仏像めぐり」は展覧会図録を発行いたします。
図録販売開始:2019年4月27日(土)より販売予定
価格:1冊500円(税込)予定です。
※今回は近代館の展覧会図録発行はございません。