伊坂幸太郎著『マリアビートル』がブラッド・ピット主演で映画化&2022年劇場公開決定!記念の大ボリューム200ページ試し読みを期間限定で公開!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)より刊行した累計300万部を超える伊坂幸太郎屈指の人気作<殺し屋シリーズ>の長篇、『マリアビートル』。本書が、ブラッド・ピット、真田広之をはじめとする超豪華キャスト、『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ監督で映画化、邦題を『ブレット・トレイン』(原題:BULLET TRAIN)として2022年に劇場公開されることが3月2日(水)に発表されました。さらに、予告映像と初ビジュアルとなる海外版ポスターが世界一斉解禁されました。
これを記念し、3月4日(金)より文芸WEBマガジン「カドブン」(https://kadobun.jp/)にて大ボリューム200ページの試し読みを実施いたします。
【原作小説『マリアビートル』試し読み情報】
公開期間:2022年3月4(金)12:00~2022年9月30日(金)12:00まで
公開URL:https://kadobun.jp/trial/mariabeetle/128f8x1jgvv4.html
【著者よりハリウッド映画化に際してコメントが届いています】
『マリアビートル』は映画や漫画にも負けない「とにかく面白い小説を」と思って書いたものです。 この小説に出てくる登場人物たちが、豪華な俳優が演じることでどんなことになるのか楽しみです。 これを機会に「マリアビートル」に興味を持ってくれる人がいれば嬉しいですし、 小説は小説として面白さを味わってもらえれば幸いです。 ――伊坂幸太郎 |
疾走する超高速鉄道の中で、ブラピに次々と襲い掛かる殺し屋たち!? なぜ!???
本作の舞台は日本。久しぶりに任務に復帰した殺し屋(ブラッド・ピット)は、あるブリーフケースを盗むよう電話越しに謎の女性から指令を受ける。彼はコインロッカーに用意されていた銃を敢えて受け取らず、「この仕事には良い運気を感じる」と意気込み超高速鉄道に飛び乗るが、偶然乗り合わせていた超クセ強の面々に命を狙われるはめに……。
タイトル:『ブレット・トレイン』
(原題: BULLET TRAIN)
日本公開情報:2022年、全国の映画館で公開
US公開日:2022年7月15日予定
原 作:伊坂幸太郎「マリアビートル」(角川文庫刊)
監 督:デヴィッド・リーチ
脚 本:ザック・オルケヴィチ
オフィシャルサイト:https://www.bullettrain-movie.jp
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/BulletTrainJP
オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/BulletTrainJP/
- 小説『マリアビートル』について
★あらすじ
殺し屋シリーズ累計300万部突破!
東京発盛岡着、2時間30分のノンストップエンターテインメント!
幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利きの二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。
小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点!『グラスホッパー』『AX アックス』に連なる、殺し屋たちの狂想曲。
★登場⼈物紹介
◆七尾(ななお)
やること為すことツキに見放されている殺し屋。上司の真梨亜が仕事を受け、七尾が実行する、というコンビで活動している。業界では<天道虫>というあだ名で呼ばれるが、本人はそのあだ名が気に入っていない。得意技は首折り。
◆蜜柑&檸檬(みかん&れもん)
二人組の殺し屋。長身で容姿が似ているため双子に間違えられるが、血縁関係はなく性格も真反対。檸檬は機関車のアニメが大好きで、蜜柑は文学好き。盛岡の有力者・峰岸に依頼され、峰岸の息子を奪還し、彼と身代金を新幹線で運ぶ途中だった。
◆王子慧(おうじ・さとし)
見た目は見るからに健全な優等生然としており、 二重瞼で鼻筋の通った顔立ちは女性に見えるほどの美少年。だが、圧倒的な知識と独自のネットワークを駆使し、大人を翻弄することに快感を覚える中学生。
◆木村雄一(きむら・ゆういち)
昔は殺し屋として活躍していたが、酒浸りの生活で身を崩し、警備員の仕事に就く。妻とは離婚し、息子の渉を一人で育てている。王子に渉をビルの屋上から突き落とされ、その復讐のために王子と対面しようとする。
★<殺し屋シリーズ>とは
角川文庫より発売中の『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』の3作が、通称 <殺し屋シリーズ> 。毎回個性的な”殺し屋”が登場し、各作品は関連するものの続きの物語ではなく、それぞれ独立した作品として楽しめる。<殺し屋シリーズ> は伊坂幸太郎屈指の人気を誇り、シリーズ累計300万部を突破。今なお売れ続けている。
『マリアビートル』(角川文庫)
◆2014年大学読書人大賞受賞
著 者:伊坂幸太郎
定 価:836円(本体760円+税)
ISBN:9784041009772
発売日:2013年9月25日
https://www.kadokawa.co.jp/product/321302000007/